2012年11月30日金曜日

2012年10月25日 東北 反時計回り 【6日目】 (3/4)

■寒風山を降りて再び南下を始める。駅があったので、少し立ち寄ってみる。木の看板が味があって良い。

■車両も走っていたので撮影。一両でも走りそうな形の車両が4両で連なって走っていた。

■国道101号に戻り、「男鹿総合観光案内所」にて巨大ななまはげ像を発見。

■秋田市内に入ると雨が降り始める。そういえば大学生の時に秋田に来た時も同じように雨だったことを思い出しながら走る。

2012年11月25日日曜日

2012年10月25日 東北 反時計回り 【6日目】 (2/4)

■秋田県の大潟に到着。大潟とは沼を埋立て作った巨大な干拓地である。直線道路で形成された地帯となっており、「日本一標高の低い大潟富士」や「北緯40度と東経140度の交点」など地味なスポットがあるので立ち寄る。ちなみにツーリングマップル上は普通の道にみえても未舗装路だったりするので注意。ここから徐々に天気が悪くなる。

■大潟を抜けて寒風山に到着。寒風山と薬研野営地で出会ったチャリダーにお勧めされた場所であり、なんとしても立ち寄りたい場所だった。雨雲に囲まれる前に頂上に辿りつけたのは運が良かったとしか言いようが無い。

■寒風山パノラマラインは素晴らしい道で、頂上から見下ろす景色は今回の旅で一番広大な景色だと思う。しかも誰もいないので景色を独り占め。



2012年11月24日土曜日

2012年10月25日 東北 反時計回り 【6日目】 (1/4)


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■朝5:00前に起床。辺りは暗く、まだ星空が見える。星空を撮影したり、コーヒーを飲んだりしつつ夜明けを待つ。今日は頑張って新潟まで進むことにする。

■夜が明けると同時にバイクに荷物も積み終わったので出発する。まるで冬のように冷えており、エンジンをかけるとマフラーから白い煙がモクモクと出る。

■朝日。霧が出ていて幻想的。しかし、走っていると体に当たる風が冷たい。冬用のグローブでも指先は冷たくて痛くなる。

■途中、気温を表示する看板を見ると0度を示している。指先が冷たいのは当たり前だった。

2012年11月23日金曜日

2012年10月24日 東北 反時計回り 【5日目】 (4/4)

■奥入瀬渓流を抜けて十和田湖へ。途中、国道103号の旧道に入ると「瞰湖台」という展望台がある。ここからの十和田湖の眺めは素晴らしい。1枚目の写真は中山半島方向。雲の隙間から光が差す。2枚目は北方向。対岸が見える。


■十和田湖から県道2号「樹海ライン」を東へ進む。ここからは山越えとなる。日が傾いているため影が長い。

■そしてとうとう日が暮れる。この時点でまだ宿泊場所は確定していない。

■日が落ちたので宿泊場所のプランを検討する。「①キャンプ場を何とかして探し出す」、「②ビジネスホテル」、「③その他(駅寝や道の駅寝など)」がある。地図を見ると、予め調べておいた無料キャンプ場を見つける。そのキャンプ場には徒歩圏内に温泉施設もあるらしいので、そこへ向かうことにする。キャンプ場が見つからなかったら走れるだけ走って道の駅で仮眠すれば良い。そんなことを考えながら走る。

■そして到着したのが秋田県大館市「田代スポーツ公園ピクニック広場」。時刻は19時で辺りは既に真っ暗だったが問題なく受付を済ませることができた。この日も一人。熊出没注意の張り紙がしてあり恐怖心を植えつけられるが、とりあえず温泉に入り酒を飲み寝ることにする。

2012年11月19日月曜日

2012年10月24日 東北 反時計回り 【5日目】 (3/4)

■昼食を食べた後は雨は止んだ。このまま南下し十和田湖を目指す。

■十和田湖へ向かう途中、下校途中の小学生の集団に遭遇。「カッコいいバイクだ」と言って追いかけてきたので、手を振りながら颯爽と立ち去る。このバイクの良さがわかるとは、なんて良い子供たちだろう。この旅で一番テンションが上がった。

■奥入瀬渓流。紅葉も始まっていたので観光客や観光バスが多い。とはいえバイクであれば停車するのは苦労しないので、好きなところで停めて撮影できた。


■シャッタースピードを遅くして、奥入瀬渓流の流れを撮影。この風景を撮るのも今回の旅の目的の一つだった。


■奥入瀬渓流を抜けて十和田湖を目指す。日は既に傾きかけている。

2012年11月18日日曜日

2012年10月24日 東北 反時計回り 【5日目】 (2/4)

■津軽海峡を眺めながら海岸線を走る。ありがたい事に天気が良くなってきた。

■本州最北端「大間崎」。対岸には北海道が見える。冷たい風が強く吹いている。ここはマグロの一本釣りが有名な所で本当はマグロを食べるべきだったと思うのだが、タイミング的に朝でも昼でも無く何も食べずに通過した。


■ 本ツーリングの目的地に到達できたため、ここからは南下となる。大間崎を離れるとすぐに雨が降り始めた。大間崎にいる間は晴れてくれたので運は良かったと言えるのだろうか…。

■雨が強くなったと思えば突然止んで晴れたり不安定な天気が続く。写真を撮るタイミングも見当たらない。国道279号沿いの「食事処はまなす」でほたてラーメンを食べる。ここは安くて旨い良い食事処。

2012年11月17日土曜日

2012年10月24日 東北 反時計回り 【5日目】 (1/4)


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■この日は朝から雨だった。天気予報では午後から回復するとのことで小雨になった頃を見計らって出発しようと思ったら、逆に雨が強くなった。太陽の光は出てるのに強い雨という不思議な状況。雨粒が光に反射して綺麗だったので、仕方が無いので写真でも撮るしか無い。


■今日は大間崎に立ち寄った後、秋田まで行きたかったので時間的に結構厳しいと考えていた。覚悟を決めて、雨の中出発することにする。

■少し走ると雨が止んでくれた。引き続き本州最北端の「大間崎」を目指す。



2012年11月16日金曜日

2012年10月23日 東北 反時計回り 【4日目】 (3/3)

■国設薬研(やげん)野営場に到着。看板が立派なことが象徴するように、非常に綺麗で整備された施設を持つキャンプ場。テントは一張500円。

■雨が止んでいるうちにテントを張る。雨のことを考えて木の下に陣取ってみる。

■テントを設営後、薬研温泉「夫婦の湯」へ。ここは洗い場も無い温泉だが、開放的な雰囲気とお湯が素晴らしく良い。そして利用者がほとんど居ないのも良い。思わず写真を撮ってしまう。

■この「夫婦の湯」にはレストランもあり、夕飯に何か食べようかと考えていると、女性に話し掛けられる。どうやら自転車で時計周りで東北一周(最終的には日本一周をするらしい)をしているチャリダーらしく、今日は同じキャンプ場で泊まるらしい。なんと今日で出発から26日目とのこと。羨ましい。自転車のライトをキャンプ場に忘れたとのことなので、キャンプ場までバイクで後ろから照らしながら一緒にキャンプ場へ帰った。

■夜は雨だった。本当は雨でもテントで寝るつもりだったのだが、管理人さんが特別に管理棟の屋内を開放してくれた。テントで寝れなくも無かったが、せっかくなのでお言葉に甘えることにする。

■このチャリダーの方も写真を撮影するのが趣味らしく、撮影した写真を見せてもらった。 人の撮影した写真を見るのは面白い。 自転車だと移動距離が少ない分、密度の高い旅ができていることが伝わる良い写真だった。道の駅寝やコインランドリー寝もしたことがあるらしく、女性なのに超アクティブだ。

2012年11月13日火曜日

2012年10月23日 東北 反時計回り 【4日目】 (2/3)

■昼食を食べた後、むつ市へ向かって北上。雨は止んでいるが相変わらずいつでも降り出しそうな悪い天気。着替も無くなっていたので、むつ市のコインランドリーで洗濯休憩を取る。後でわかったことだが、キャンプ場にもコインランドリーがあったのでそちらを利用した方が安くて効率が良かったと思われる。

■洗濯完了後、恐山へ向かって出発。雨で濡れた山道を登っていくと、だんだん道沿いに地蔵が増えてきて霊場の雰囲気が出てくる。

■恐山に到着。ありがたい事にまだ雨は降っていない。

■恐山を見て回る。地蔵や石に刺さった風車が独特な怖い雰囲気を作り出している。苦手な人は苦手かもしれない。





■恐山の見学が終わったと同時にポツポツと雨が降り出してきた。足早にキャンプ場へ向かう。

2012年11月11日日曜日

2012年10月23日 東北 反時計回り 【4日目】 (1/3)


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■出発から4日目の朝。目覚めた時点ではまだ雨は振っていないが、間違いなく雨が降る予報。

■平庭高原から久慈に進み、海岸線沿いを北上して恐山まで行くのが目標。ただし、あまりにも雨が酷い場合は、どこかのビジネスホテルで泊まることも考えつつ出発。時刻は朝6時。

■久慈に進む国道281号の途中で湧き水を発見。不老泉というらしい。いかにも美味しそうな水なのに煮沸しないと飲めないと書いてある。ならば、その置いてあるコップはなんだと突っ込みたくなる。

■久慈を抜けて八戸へ。八戸にある鮫駅(SAME-STATION)。名前からして面白いし、見た目も面白い。良く見るとハロウィン仕様。

■八戸を過ぎると雨が降り始め、瞬く間に大雨となる。大型トラックが多い道だったので跳ねる雨もハンパない。雨が弱まるまでバス停でひと休みする。

■雨が一時的に止んだので出発。ツーリングマップルに掲載されている「松楽」でイクラ・アワビ・イクラの三色丼(約3000円)を食べる。高いものは旨い。イクラは弾力が違うし、ウニは変な臭さが全く無い。アワビは美味しかったけれども、一生に一回食べれば良いかという味。

2012年11月10日土曜日

2012年10月22日 東北 反時計回り 【3日目】 (3/3)

■岩泉線を起点の茂市駅から終点の岩泉駅まで、駅に立ち寄りながら走ることにする。岩泉線は事実上廃線となっているローカル線。

■岩手和井内駅。ローカル線としては似つかわしくない新しく綺麗な駅舎。駅寝が快適にできそう。調べてみると2004年頃に駅舎の建て直しが行われたようだ。

■岩手和井内駅の線路の写真。長い間使われていないため、雑草が生い茂りレールは茶色く錆びている。このレールの上を列車が走ることは恐らくもう無いだろう。

■秘境駅として有名な押角駅。ホームへは頼りない橋を渡り行くことになるのだが、残念ながら立ち入り禁止のチェーンが張られていて行くことができなかった。

■岩泉駅まで行った後さらに北上する。途中で「新山根温泉べっぴんの湯」で入浴。ぬるっとして良い温泉。

■この時点で既に日は沈みかけていたが宿泊場所が確保できていない。最悪はキャンプ場以外での野宿も想定したが、地図に平庭高原キャンプ場という文字を見つけた。すぐに連絡を取りキャンプが可能であることを確認できた。このキャンプ場も他に誰もいない。雨が降る可能性もあったので炊事場にテントを張ることにする。ここは虫が多いキャンプ場だった。

2012年11月8日木曜日

2012年10月22日 東北 反時計回り 【3日目】 (2/3)

■平泉を後にし、岩手県の山中を北上する。遠野市に入り青笹駅付近で電車が来たので撮影。釜石線というローカル線。

■国道340号をさらに北上するつもりだったのだが、立丸峠が工事中で迂回が推奨されていた。仕方が無いので荒川高原方面の道を使って北上する。荒川高原は紅葉が美しかった。

■道の駅「やまびこ館」で昼食。奮発してステーキ丼1380円。肉が柔らかくて旨い。

■ この後もずっと山を走ることになるので、山田線の腹帯駅で休憩。田舎の駅はやはり良い。

2012年11月5日月曜日

2012年10月22日 東北 反時計回り 【3日目】 (1/3)


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■長距離ツーリングの朝は早い。大抵はビールを飲みながら地図を見ているだけで、疲れで眠りに落ちるためだ。この日は5時に起床。辺りはまだ暗い。

■コーヒーを沸かしながらゆっくりテントの中を片付け始める。5時半頃からようやく明るくなってくるので出発する。岩手県の内陸ではなく、少し東寄りの山の中を北上するプランとする。

■キャンプ場のある山から降りる途中の朝の風景。ちょうど夜明けを迎える。


■結局、平泉には今後来ることが無い可能性も考えて、中尊寺を見てから行くことにした。

■中尊寺は朝で駐車場が閉まっている様子なので、道の脇にバイクを停めて散策する。中尊寺と関係の有無は分からないが、神社(赤堂稲荷大明神と鳥居に書いてある)をお参りして通過して、中尊寺境内に入る。

■いくつかの建物を見ながら坂を登っていくと中尊寺本堂へ到達。早朝なので誰もいない。


■ さらに奥に進めば金色堂があるようだが見学しなかった。別料金が発生しそうだったのと、ここまでの見学で相当な時間を消費してしまったためだ。足早にバイクのある場所に戻り、予定通り北を目指して走り出す。